感動文房具8 ZEBRA「SHARBO」他 多機能ペン

偏愛文房具

 ZEBRA「SHARBO」は、1977年にシャープペンシル(メカニカルペンシル)とボールペンを1本にまとめた革新的な商品として開発・発売された。「右へ回すとシャープペンシル、左へ回すとボールペン。1本で2本分」のキャッチコピーで話題となつた。(シャープペンシルの〝シャー〟とボールペンの〝〟を取つて〝シャーボ〟と名付けられた。)現在は、シャープ芯を簡単に補充できる「SHARBO Nu」とボディ及びシャープメカ1本・ボールペン替芯2本または3本を自由に選んで、オリジナルの1本を作ることができる「SHARBO X」の2つのシリーズがある。(上のアイキャッチ画像は、「SHARBO X」「LT3」。)
 発売当時、小生は高校生で、筆記具は筆箱に入れて登校してゐたので、「SHARBO」の良さがあまり判らなかつたが、大人になるとその便利さを実感する。出掛ける時には、極力荷物を減らしたいものである。鞄の中身は、財布・定期入れ・鍵・ティッシュペーパー・手帳・文庫本・スマートフォンくらゐで済ませたい。さうすると、携帯する手帳に挿すペン1本にシャープペンシル・黒ボールペン・赤ボールペンの機能を兼ねられるのは便利である。かうした商品を開発したZEBRAの企画力・技術力には、感動する。
 その後、多くのメーカーが同様の商品(多機能ペン)を発売するやうになつた。(下の写真は、左から順にSTAEDTLER「avant-garde light」・CROSS「Tech 3」・LAMY「twin-pen」・PILOT「2+1 Slim」・SAILOR「METALION 2」・OHTO「MULTI 2+1 PRO2」。)
 小生がシステム手帳(M6)に挿したりバッグインバッグに挿したりして日常的に使つてゐるのは、主にSTAEDTLER「avant-garde light」・CROSS「Tech 3」・LAMY「twin-pen」である。やはり、デザイン(機能美)は、欧米のものの方が優れてゐるやうに思ふ。

 替芯(リフィル)の規格は、ZEBRAのものが元になつてゐるはずだが、国際標準規格(D型)はZEBRAの規格(C4)よりも若干(0.05〜0.1mm)細いやうで、違ふメーカーの替芯を使用する場合は、注意が必要になる。(長さは同じ67mm。)小生は、用途によつて、シャープペンシルの機構を0.7mmのものにしたり、黒ボールペン(油性)を1.0mmにしたり、赤ボールペン(油性)をジェルボールペンの0.5mmに替へたり(本当は0.7mmもあるとよいのだが)してゐる。(すべてZEBRAのC4リフィル。)今のところ問題無く使へてゐるが、他のメーカーの多機能ペンで一度ZEBRAの替芯を使ふと、本体の芯を差し込む穴が拡張されてしまひ、次にオリジナルの替芯を使つた時に緩くなることもあるやうだ。
 多機能ペンの替芯(リフィル)を保管・携帯するためのケースもいくつか出てゐる。下の写真は、左がZEBRA「SHARBO X リフィルケース」(販売終了)、右がUNUS PRODUCT SERVICE「smart-holder リフィルケース」である。

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