日本橋(大阪)界隈 「新春文楽公演 第2部」

街角の本屋までの旅

2026.01.04

 「国立文楽劇場」の「新春文楽公演」を観るために大阪に行く。
 東海道新幹線の車窓から冠雪した富士がよく見えた。

 「新大阪駅」に着く。昼食は、時間節約のためもあり、新幹線改札内のフードコート「大阪のれんめぐり」「大阪・十三 元祖ねぎ焼 やまもと」「新大阪ねぎ焼」(薄い生地の間に大量の青葱と牛筋・蒟蒻・大海老が入り豚バラ肉が乗つてゐる)を食す。

 「新大阪駅」から Osaka Metro 御堂筋線「本町駅」まで移動し、堺筋本町にある宿泊先のホテルまで歩く。途中「Seria」併設の「紀伊國屋書店 本町店」がある。その向かひにある「大阪商工信用金庫」の2階部分に巨大なレリーフがあるが、安藤忠雄設計で本町ビルディングを建て替へる際に、かつて屋上を飾つていたレリーフを最新の3D技術を用いて復元したのださうだ。

 「堺筋本町駅」から中央線で「日本橋駅」に向かふ。

 「日本橋駅」は「国立文楽劇場」に直結してゐる。通路には、英語のものも含め文楽のポスターがいくつも掲示されてゐる。

 「国立文楽劇場」の壁(塀?)には、「初春文楽公演」の他「4月文楽公演」「文楽研修生募集」のポスターが掲示されてゐる。

 正月なので、入口には門松が立てられてゐる。

 初春文楽公演の芝居絵。今日、小生が観るのは28年ぶりに上演される、第2部「新薄雪物語」

 公演まで時間があるので「資料展示室」を見学する。今は「時代を描いた浮世絵師 三代歌川国貞」関連の展示が中心。

 「人形の首(かしら)」の展示。裏側も展示されてゐた。首は檜で作られ、目や眉や口が動くものもあり、人形遣ひ(主遣ひ)は、鯨の鬚で作つた撥条や絹糸を巧みに操作して表情を表す。

 舞台の上には正月とて干支(午)の書が飾られてゐた。

 第2部の演目「新薄雪物語」は、仮名草子「薄雪物語」を脚色した時代物。鎌倉時代の権力争ひに巻き込まれ、謀反の嫌疑を掛けられた息子・左衛門と娘・薄雪を救はうと、それぞれの父親・園部兵衛と幸崎伊賀守は重大な決断を下す…。(決断の内容はネタバレになるので書かないが…。)
 人形遣ひ重要無形文化財保持者(人間国宝)3人(吉田和生・桐竹勘十郎・吉田玉男)が「園部兵衛屋敷の段」で共演する。人間国宝3人の揃ひ踏みは、滅多に見られない。人形に命が吹き込まれたやうで、素晴らしい。後ろの方に空席が目立つたのが、残念だつた。東京の方が客の入りは好い。東京の「国立劇場」の建て替へが難航してゐるのも、残念である。
 第3部の観覧者と入れ替はりで、小生たちが外に出ると、もうあたりは暗くなつてゐた。

 夕食は、ホテルに帰る途中、少し廻り道をして、四ツ橋の「ロールキャベツ専門店 and Roll」「and Roll Couse」(前菜・スープ・手巻きロールキャベツ・選べる煮込みロールキャベツ・御飯・デザート)を食す。実は、小生、年末にウイルス性胃腸炎を患ひ、まだ本調子ではないのだが、折角なのでワインも少量飲む。

 「手巻きロールキャベツ」は、茹でたキャベツの葉を自分で焼いた具(一見ハンバーグ)に巻き付けて食す。

 「煮込みロールキャベツ」は、4種類の中から「トマトクリーム ロールキャベツ」を選んだ。見たところボリュームがあるが、中はふはふはで軽く、無理無く食べ切れた。

 食後に胃薬を飲んで帰途に就く。

コメント