越後湯沢

街角の本屋までの旅

2024.10.19

 明日、越後妻有地域で開催されてゐる「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」のオフィシャルツアーに参加するために越後湯沢に来た。改札を出るとコンコースには「大地の芸術祭」のポスターが掲示されてゐる。

 折角来たので、少し町をぶらぶらする。
 スキー客のためのロッジだと思はれる懐かしい雰囲気の建物もある。

 ロープウエイで湯沢高原に登る。ロープウエイは定員166名とのことでかなり大きい。とはいへ実際に166人が乗つたら満員電車のやうだが…。ロープウエイからは越後湯沢の中心街が一望できる。

 山頂駅に着くと「パノラマパーク」で、駅前には足湯があり、コキアが見頃だつた。

 パーク内には、湿生花園「あやめヶ池」や高山植物園「アルプの里」があり、夏期にはボブスレーなどもできる。

 ケーブルカーで街に降り、「湯沢町歴史民俗資料館 雪国館」を見学する。越後湯沢は、川端康成『雪国』の舞台となつた温泉とスキーの町で、川端康成特に『雪国』関連の展示が中心だつた。

 川端自筆の『雪国』冒頭が刻まれた「雪国の碑」があるといふ「主水公園」に行つてみたが、残念ながら工事中で公園内には入れなかつた。夕方になり雨が激しくなつてきたので、宿泊先に急ぐ。

コメント