都田から新所原・浜松を経て舘山寺へ 「浜名湖遊覧クルーズ」「かんざんじロープウェイ」

街角の本屋までの旅

2025.10.19

 「浜名湖遊覧船」「かんざんじロープウェイ」に乗るために、「都田駅」から「新所原駅」乗り換へで「浜松駅」に向かふ。(「西鹿島駅」に戻つて「遠州鉄道」に乗り換へた方が早く「浜松駅」に行けるのだが、折角の機会なので「天竜浜名湖線」を全線乗車するために遠廻りだが「新所原駅」経由にする。)

 小生たちが乗るのは、国鉄二俣線時代に走行していた「キハ20」の色に塗装した「キハ20色塗装列車」

 車窓風景。「寸座駅」「奥浜名湖」間では、時々浜名湖が見える。蜜柑畑もあるが、まだ熟してゐない緑色の実が多い。(車窓からの写真は、高速走行中でガラス越しなのでブレて不鮮明だが、乞寛恕。)

 終点の「新所原駅」でJR東海道線に乗り換へる。
 下は、東海道線「新所原駅」のホームから見た天竜浜名湖線「新所原駅」。小生たちが乗つてきた「キハ20色塗装列車」がまだホームに停車してゐる。(乗り換へ時間が短いので、改札を出て外から駅舎の写真を撮る時間が無かつた。)

 車窓風景。東海道新幹線と併走して走る。下は、浜名湖に架かる新幹線の鉄橋。

 「浜松駅」で遠鉄バスに乗り換へ「舘山寺温泉」バス停で下車。この界隈には、多くの鰻屋が軒を連ねてゐる。

 小生たちは「高橋屋」で昼餉。(鰻も高価になつてしまつたので、かういふ機会でもないとなかなか気軽に食べられなくなつてしまつた。)

 「鰻丼(半尾)と白焼き(半尾)のセット」を食す。白焼きには、数種の薬味が添へられてゐる。ニンニクと醤油は、ニンニクの風味が強い嫌ひはあるが意外に美味しかつた。定番の山葵と醤油は、勿論サッパリとして好い。

 浜名湖の鰻屋は、関東風(背開きで白焼き後に一度蒸してからタレを付けて焼く)が7割、関西風(腹開きで生のまま焼き上げる)が3割ださうだが、「高橋屋」は関西風。皮はパリッとしてゐて、身も締まつてゐる。関西風の鰻を食すのは久しぶりだ。

 鰻屋などの店舗が建ち並ぶ先には「愛宕神社」「舘山寺」があるが、時間が無いので、参詣はしなかつた。

 浜名湖岸を通つて遊覧船の乗場に向かふ。途中、青鷺を見掛けた。

 浜名湖の遊覧船は、何社かあるやうだが、遊園地「舘山寺パルパル」近くの「ファントム マリン マリーナ」「浜名湖遊覧クルーズ 直虎号」に乗る。

 30分ほどの遊覧コースで、東名高速の「東名浜名湖橋」を潜り、奥浜名湖に入つて戻つて来る。

 「浜名湖SA」が見える。SAから出る遊覧船もあるやうだ。

 日本で唯一湖上を渡るロープウェイ「かんざんじロープウェイ」の昇りと降りの搬機が擦れ違ふところが見られた。

 遊覧船から見た「浜名湖パルパル」

 遊覧船下船後「かんざんじロープウェイ」に乗る。

 大草山の展望台から眺めた。ロープウェイの搬機。(大草山には、小生たちは時間が無くて入らなかつたが、「浜名湖オルゴールミュージアム」もある。)

 ロープウェイ(下り)の車窓から見た「舘山寺」周辺。(上りは混んでゐて写真が撮れなかつた。)舘山(たてやま)の上には「舘山寺聖観音菩薩像(舘山寺大観音)」の姿も見える。

 ロープウェイから見下ろす「浜名湖遊覧船」(小生たちが乗つたのとは別の会社のもの)。

 車窓からは「浜名湖パルパル」で「ワイルドストーム」に興じる少年少女たちも間近に見える。

 「かんざんじロープウェイ」を降り、遠鉄バスで「浜松駅」に戻る。新幹線の発車時刻まで少し時間があるので、駅ビル「MY ONE」を覗いてみる。8階に入る地元の老舗書店「谷島屋」は、新刊から専門書まで幅広い品揃へで、東京でもこれ以上の蔵書を備へた書店は少ない。(「八重洲ブックセンター 本店」「三省堂書店 神保町本店」は、建て替へのため閉店中。)

 「浜松駅」前のモニュメント「出世大名 家康くん」の前の階段に座り「うなぎいもモンブランソフト」(細い焼き芋ペーストをソフトクリームの上に絞り出す)を食し、新幹線で帰京。

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