広尾から恵比寿へ 「有栖川宮記念公園」「YEBISU BREWERY TOKYO」

街角の本屋までの旅

2026.02.05

 営団地下鉄日比谷線「広尾駅」からJR山手線「恵比寿駅」まで歩く。広尾を訪れるのは、久しぶりである。(学生時代は、よく来たけれど…。)
 受験シーズンでもあり、広尾駅事務室の窓には、駅名標や切符を模した受験生激励のポスターが貼られてゐた。

 「広尾駅」の4番出口を出て、外苑西通りを西麻布方向へ歩く。

 5分ほど歩くと会席・懐石料理の有名店「分とく山」がある。(小生は入つたことは無いけれど…。)

 その先の「笄小学校西」交叉点を右に曲がり、鉄砲坂・北条坂を登ると、男子御三家「麻布中学校・高等学校」がある。

 「笄小学校西」交叉点を左に曲がると、洋食屋「笄軒」がある。ここで昼餉にする。

 「洋食プレート」(ハンバーグ・目玉焼き・有頭海老フライにミニサラダのワンプレートにスープ)を食す。これにランチはサービスでライスが付く。〝大人のお子様ランチ〟である。

 外苑西通りを戻る。広尾駅界隈には、お洒落な店が軒を連ねてゐる。「CoCo壱番屋」の看板も、一般の店舗のものと違つてシックである。

 「広尾駅」の2番出口からすぐの「広尾橋」交叉点を右に曲がると、商業ビル「EAT PLAY WORKS」があり、1・2階はレストランフロア(THE RESTAURANT)になつてゐる。

 「広尾橋」交叉点を左に曲がると、世界各地の食材をセレクトした「NATIONAL AZABU SUPERMARKET」がある。

 道の先には有名な「レストラン ひらまつ」(旧「ひらまつ亭」)がある。(やはり、小生は入つたことが無いけれど…。)

 さらに進み、坂を登ると、「有栖川宮記念公園」がある。「有栖川宮記念公園」は、江戸時代は南部藩の下屋敷だつたが、1986(明治29)年に有栖川宮家の御用地となり、その後1934(昭和9)年に公園として一般解放された。伝説の深夜番組「タモリ倶楽部」のロケでもよく使はれてゐた。(「テレビ朝日」から近いからだらう。)

 公園ゆかりの「有栖川宮熾仁親王騎馬像」

 「有栖川宮記念公園」の一角に「東京都立中央図書館」がある。小生、大学時代レポート卒業論文を作成する際によく利用した。現在は、改修工事が行はれてゐて、一部フロアが使用できない。今日は、閉館日(第1木曜日)だつた。

 「有栖川宮記念公園」の隣にユニークな建物があつた。何か文化的な施設だらうかと思つたが、調べたら某ホテルチェーンの社長の邸宅だつた。

 上のユニークな建物のある交叉点から公園沿ひに坂を降ると「ドイツ連邦共和国大使館」を経て、「広尾駅」前の「広尾橋」交叉点に戻る。

 「広尾橋」交叉点から、外苑西通りを恵比寿方向に進むと「HIROO GARDEN」があり、2階に「文教堂書店」が入つてゐる。

 外苑西通り明治通りが交叉する「天現寺橋」交叉点。

 「天現寺橋」交叉点の歩道橋から眺めた「都立広尾病院」

 外苑西通りを挟んで「広尾病院」の向かひには「慶應幼稚舎」がある。(〝幼稚舎〟といつても幼稚園ではなく、小学校である。)

 「恵比寿三丁目」交叉点を右に曲がつて、恵比寿通りをしばらく進み、「恵比寿郵便局」交叉点を左折すると、坂の上に「サッポロホールディングス本社・サッポロビール本社」ビルや「恵比寿ガーデンプレイスタワー」が見えてくる。この界隈の街灯は、ビールジョッキの形をしてゐる。(そもそもこの地域の「恵比寿」といふ地名は、「日本麦酒醸造」がこの地に創設した工場で「ヱビスビール」の製造を始めたことに由来する。)

 この先には「恵比寿ガーデンプレイス」がある。「恵比寿ガーデンプレイス」は、「サッポロビール」工場跡地の再開発事業として計画され、1994(平成6)年に開業した。「恵比寿三越」は撤退したが、食と音楽が融合したダイニング「BLUE NOTE PLACE」や「ヱビスビール記念館」を醸造設備付きでリニューアルした「YEBISU BREWERY TOKYO」などがオープンしたりもしてゐる。「東京都写真美術館」「YEBISU GARDEN CINEMA」などの施設もある。

 中央スロープの先には、18世紀フランスのロココ様式のシャトーレストラン「ジョエル・ロブション」が見える。

 中央スロープを降りる。「CENTER PLAZA」の地下1階には、「TSUTAYA BOOKSTORE」などが入店してゐる。

 「TSUTAYA BOOKSTORE」の脇を抜けると、「YEBISU BREWERY TOKYO」がある。

入口を入り、階段を降りると、正面にBREWERY(醸造設備)が見える。

 「ヱビスビール」の歴史を解説した展示もある。ビールの試飲付きのガイドツアー(有料)もある。(小生は「ヱビスビール記念館」時代に参加したことがあるので、今回は自由見学(無料)。)

 折角なので、「タップルーム」「2種飲み比べセット(現在は「YEBISU ∞」と「Everhop weizen」)」「チーズ4種盛り合はせ」を注文。「YEBISU」は(「MALTS」や「一番搾り」もだが)、コーンスターチなどを使用してゐないので、麦の風味がしつかりと感じられて美味い。(ビールの本場ドイツでは、1516年に制定された「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」といふ「ビール純粋令」が、今でも尊重されてゐる。)

 「恵比寿スカイウォーク」で「恵比寿駅」に向かふ。「恵比寿ガーデンプレイス」が出来た時には、「恵比寿駅」から「恵比寿スカイウォーク」で繫がり、まだ動く歩道(水平型エスカレーター)が珍しかつた時代で、感動的だつた。

 「恵比寿駅」東口に着いた。東口は、ヱビスビール口とも呼ばれる。

 ほろ酔ひ気分で、家に帰る。

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